学校長挨拶
皆様、こんにちは。
中津ファビオラ看護学校学校長の小路眞護(しょうじしんご)です。
本校は、中津市医師会立の、看護学科(2年課程昼間定時制)と准看護学科を併せ持つ看護学校です。本校の歴史は、設立平成7年と(建物を含め)新しい学校ですが、その前身は昭和41年開校の中津市医師会立准看護学院であり、半世紀以上に亘る実績を有しております。
本校は、中津市医師会立の、看護学科(2年課程昼間定時制)と准看護学科を併せ持つ看護学校です。本校の歴史は、設立平成7年と(建物を含め)新しい学校ですが、その前身は昭和41年開校の中津市医師会立准看護学院であり、半世紀以上に亘る実績を有しております。
卒業者数は、令和2年3月時点で看護学科796名、准看護学科544名であり、卒業生は、日本全国の医療施設や介護施設で活躍しております。
看護師国家試験の合格率は長年全国平均レベルを維持し、准看護師資格試験は開校以来半世紀に亘り100%(卒業生全員合格)を誇っております。
本校名に戴いております『ファビオラ』について説明します。
ファビオラは、今から1600年以上も前、ローマ帝国(テオドシウス帝の御代)に、ローマ貴族であるファビアン家の一員として生まれ、若くして修道院に入り、紀元390年ヨーロッパ最初の公的病院を設立、巨額の富と長い生涯を慈善活動と病者に捧げ、救療活動が愛の精神の最上のものであることを教え、世界で初めて看護の理念を広めたローマキリスト教の聖女です。言うなれば、人類史上に於ける『看護の先人』であります。
本校では、『ファビオラ』の精神に則り、校訓として『人間愛、慈善、おもいやり』を掲げ、現代社会に役立つ看護師、准看護師の教育育成を行っております。進歩著しい先進医療の担い手としてのみならず、傷ついた患者様の心の支えとなるよう、学生・生徒一人一人の個性を尊重しながら、知識・技能の獲得は勿論の事、ひとの心身の痛みが判り共感できる人間性を育むよう指導しております。
志を抱き、将来、医療・介護・福祉の担い手になろうと夢みている方々、どうぞ本校の扉を叩いて下さい。本校の扉は、そのような方々の為、そして『ファビオラ精神』を理解する事のできる方々の為にこそ、広く開かれております。
学校長 小路 眞護